2008/11/02

assisi / アッシジの1日。

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金曜日にassisi/アッシジへ日帰り旅行。

高校生の頃だと思う。
観た映画の印象が頭のどこかにのこっていて、
たまによみがえってた。

聖フランチェスコ 
十字軍遠征中に熱病にかかりその時から裕福な家庭の息子だったにもかかわらず全てを捨てて、
従順・清貧・貞潔の独自の会則を作り上げて自然の中で厳しく生きたといいます。

清貧という言葉が好きです。あこがれなんですね。
そして、このフランチェスコの生まれた街、眠る街がアッシジでした。

数年前から、イタリアへいったら立ち寄りたいと思いながら、
実行できなかった。

今回、フィレンツェから日帰り旅行を実行できました。
つきあってくれたnorikoちゃんありがとう。
やっぱり1人だとなにもできない。


アッシジ駅です。


聖フランチェスコ寺院。
聖フランチェスコ聖堂の生涯を描いた多くの壁画は当時の偉大な画家、ジョット、チマブエ、ロレンツェッティ、シモーネ・マルティーニなどの作品です。
フランシスコ派カトリックの総本山として13世紀から14世紀にかけて絶大なる勢力だったそうです。

この地下聖堂には彼の遺体が納められた石造りの棺が安置されています。
そんなこんなできんきらした贅を極めた教会があまりすきじゃないので、
この地下の安置所はかなり感激しました。

公平なこと、清貧なこと。
忘れないように。


オリーブ畑に囲まれた小高い丘にアッシジの街がひろがります。
大好きな坂道におおわれ、おまけにいしづくり。
かわいくてしかたのない街でした。


こんなふう。

こんなかんじ。


途中立ち寄ったカフェでランチ。

お土産ものやさんも、チーズや乾物屋さん、ホームメードのジェラードやさん。
どんなお店も、古い石造りにおさまってる。
そんな物語の中の街みたいです。


帰りの予定していた電車に1本乗り遅れて、2時間近く暇つぶしです。
駅は街からおります。そのあたりを散歩したら、普通にマーケットがひらかれて、
人が生活してる街がちゃんとありました。

いろんな雰囲気を知る事ができて、ちょっと得した気分です。
かわいい黒のカーディガンをお揃いで買ったりした、楽しい時間つぶしでした。


記念撮影。
ちゃんと私がアッシジの中にいます。


もう一度、
公平なこと、清貧なこと。
忘れないように。

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