2009/07/14

暑く狂う夏に.

    
風の無い部屋。
何もしなくても汗がながれる。

目をとじてみる
汗の伝う感覚と蝉の声がぬめりのある夏を思う。

それは東京OL殺人事件のあの初台のアパートだったり、。
限りなく透明に近いブルーのハウスだったり。

まぶしさとほこりで白っぽいアスファルト。
雑草がジャングルになる。

太陽をみたくて
黒い目をむける。


©yoshiko 2009/07/14

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